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保育士の雑学

保育士試験を受験するメリット・デメリットって?

保育士になるには認定校卒業と保育士試験を受ける方法がある

保育士になりたいと思う時、最近は厚生労働大臣認定の保育士養成認定校に通い、必要な履修を取得して卒業と同時に保育士資格を取得できるというルートを行く方が多くなっています。

認定校で学び卒業することで保育士試験を受けることなく保育士になれるので、確かにこの方が確実です。
しかし学校に行くとなると費用が掛かりますし、年数もかかります。

保育士試験に合格して保育士を目指すと考える時、メリット・デメリットはどういうことか、これについても理解しておきましょう。
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保育士試験で保育士資格を取得する場合のメリットは?

大学、短大、専門学校等の養成校を卒業する場合には、学校の費用が必要になります。
数十万から100万という高額な費用が掛かりますので、費用という面を考えると、やはり保育士試験によって保育士資格を取得する方がずっと安くすみます。

保育士試験の場合、受験料と学習のための参考書、テキストの購入で済むので、養成校で学ぶよりもずっと費用が少ないのです。

保育士の養成学校に通学という場合には、週に5回通学という生活を少なくとも2年、行うことになりますので、交通費などを考えるとやはり費用的に大きいですし、生活においても負担が大きいです。

転職等するために保育士資格を取得したいという社会人の方、また今子育て中という方にとっても、通学するということはかなり厳しいですし、経済的にも負担が大きくなります。

試験の場合、最短でしっかり勉強すれば3ヵ月で取得できる人もいます。
試験は毎年、前期、後期がありますし、合格した科目については3年免除となるので、合格できない科目があっても次回チャレンジが出来、モチベーション高く資格取得を狙う事が出来ます。

保育士試験を受けて保育士の資格を取得するということへのデメリット

最も大きなリスク、デメリットとなるのが保育士試験受験の場合、保育の現場で実習等行うことなく保育士資格を取得「できてしまう」ということにあります。

通常学校では保育園に実習にいき、そこで保育の実技を学生の間に経験します。
学校によってはこの実習が非常に充実していて、同じ系列、また附属となっている保育園が同じ敷地内にあるなどの環境の学校がありますので、この実習の差というのは、実際職場にいってから差が出てくると思います。

保育士はどのような状態で保育士になったとしても、保育園に行けば保護者から大切な子どもさんを預かるプロであるはずなので、実習経験のあるなしは、初心者時代こそ大きな違いとなります。

確実に取得できるかわからない

合格した科目については3年猶予があるとはいえ、すべての科目に合格しその上実技試験を受けて合格する必要があります。
この試験に合格するかどうか、ということはその人の努力次第で、認定校に通う学生とは違い、確実性のない方法です。

合格まで本当にしっかり勉強し、絶対に保育士になるという意識を強く持っていなければ合格できないということも、学校の様に確実取得ではないということもデメリットです。